退職から1年半が経過した.退職時にも本の整理をしたが,残すか捨てるか迷う本が多かった.それらの多くは専門の書籍だったが,自宅にあった本は急ぐこともないとそのままになっていた.
少し時間が経つと本当に必要な本と,おそらく今後読む機会がないであろう本の区別がはっきりできるようになった.読まない本は捨てるか売るか,素人では判断が難しい.そこで,とあるオンライン通販サイトで所有する本の「時価」を調べてみることにした.
文庫本などは絶えず新しいものが安く刊行されているので,ほとんどが10円以下である.そこで,最低価格が100円以下のものは原則捨てて100-500円のものはとりあえず保管,500円以上のものは売りに出すことにした.ただ,たとえ1円の価格の本でも,昔読んで感動した本は残すことにした.専門書の中には売れるかどうかは別にして驚くような価格の本もある.
上の写真は,100円以下で「資源ゴミ」として出す本の第一弾.少し悲しい気もする.