最近の生活は,「島めぐり」の様相を呈してきた.原稿の締め切りが近づいてきた今日は,岩国の黒島・柱島・端島の3島を1日でめぐる計画を立てた.週末は定期船が増便するのでこうした計画が可能になる.岩国港までどうやって行くかが問題になったが,結局公共交通機関を使うのが最も安いということがわかり,朝4時に起きて山陽本線で岩国駅まで行き,駅から岩国港までは25分かけて歩いた.
岩国港から最初の訪問地黒島までは定期船で約40分,ここでの主目的は1945年7月24日の黒島空襲で亡くなった黒島分校の生徒13人を含む19人の犠牲者の供養塔を見学することだった.写真は一通り見学した後,港に出て黒島の集落を撮影したもの.一番左の建物が1994年に休校となった黒島小学校の建物であるが,現在島には小学生も中学生もいなくて,住人の数も十数名という.