本来であれば登山口から1回休憩した後に山頂にたどり着くはずだが,やはり久々の登山のせいか,山頂まで5分というところで休憩した.ササユリの花は途中の登山道にもあったが,やはり山頂付近に多く咲いていた.
山頂を少し過ぎたところに岩肌の展望台があり,すでに先客があった.今朝福岡県の添田の自宅を発って車でやってきたという話に驚いた.もう80近い老夫婦で,私がその歳になっても同じように元気に山登りをしていたいと感じた.
しばしば弟見山に登山しているという人にも会った.盗掘などでササユリの花も減っているという.以前は弟見山というと,険しい登山道を登ってまず莇ヶ岳に登り,そこから縦走路をたどってようやく山頂に着くというイメージだったが,最近では,おそらく,私たちが通ってきた仏峠からの登山道が一般的になって,簡単に登れるようになったということも関係しているのかもしれない.