
早朝に松本を発って普通列車を乗り継ぎ上田にやってきた.長野県の初空襲は1944年12月9日の上田空襲で,他県と比べても早い.そのときに投下され,今は市内の小学校に保管されている焼夷弾を見せていただくのが今回の上田訪問の主目的だ.今日は長い1日になりそうなので,上田駅から小学校まではタクシーを使った.私の訪問はあらかじめ知らせてあったので,小学校では教頭先生が応対してくれた.写真がM69焼夷弾の筒で,これを38本集束して投下した.東京に投弾したことになっていたが,実際に着弾したのは150km以上離れた上田だった.