こんな偶然もあるのかと驚いた.一昨日散歩中に撮影したアオサギがわが家にやってきた.作業の手を休めて書斎から外を見ると向かいの畑の中に立っていたのである.手の届く位置に35mmのカメラがあり,しかもその横に望遠レンズも揃っていた.準備をしている間に被写体が逃げるというのはよくあることだが,今日は間に合った.飛び立つところも撮りたいと30分程度待ったが,これはちょっと欲張りすぎでかなわなかった.
カメラからパソコンに画像データを取り込んで驚いたことは,眼球とか瞳の色など,肉眼で確認できなかった部分がはっきりと写っていることだった.さらに頭の後の冠羽(かんうと読むらしい)も確認できる.羽を広げたところは撮れなかったが,首を縮めたところは撮影することができた.やはり一昨日会った「彼」(実際の性別は不明)だった.