九州上陸前の台風14号は中心気圧が915ヘクトパスカルと極めて大きい上に速度が20km/hとゆっくりで大きな被害が予想された.その威力は上陸によって弱まったが雨は長時間降り続いて,雨風が弱まったのは午後になってからだ.
悩んだ末に今日も歩くことにした.写真は約1000歩歩いた峠の様子.道路の片方が崩れて陥没している.写真の右奥,緑山への登山道も大きく決壊している.当然通行止めの措置がとられる事態であるが道路の点検が済んでいないためか,標識も何もなく極めて危険な状態だった.
写真は先の陥没した道路から100mくらい進んだ場所に道路を塞ぐかたちで倒れている大木.「自然の道路標識」とも呼べるもので,少なくとも登りの自動車はこれより先には進めない.道路を決壊させたのは大雨,大木を倒したのは強風だろうと思い,あらためて台風の恐ろしさを知った.
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