
今朝届いた周南市の広報を手にしたところ,広報のフォーマットが大きく変わり,左開き・横書きになっていた.3点記載してあるコンセプトの1番目に,「月2回から月1回の発行にして,自治会の広報配布業務の負担軽減や経費削減をはかる」とある.何か大きな違和感を感じる.
経費節減を言うなら,紙に印刷した広報紙は不要という人たちのために,発行の都度URLを知らせることで大きな経費節減が果たせるはずだ.現在は5割程度としても継続することで将来的には90%以上のpdf化が可能なはずだ.私のように「紙は不要」というものまで配布する必要はない.
これには別の問題もある.本来広報を配布する担当者に報奨金が届かず,多くの自治会が報奨金を財源として使っていることも「変われない」ことの大きな理由かもしれない.「紙不要」登録者の数を数えて「気候問題」取り組みの報奨金として自治体に返せばすむ話ではないだろうか?
一方で,発行の間隔を遅らせることは,新鮮な情報を求める市民には不利益となるのではないか?pdf版は月2回,紙媒体は月1回として紙を減らすことが現代的な課題に応えることにならないか?
実現するはずもない独り言か?