昨日は宮崎を発って別府まで寄せてきた.東九州自動車道を通って帰るだけだが,それではあまり単調すぎる.使うのはこれが初めてだったが,スマートフォンのナビゲーションアプリで,行橋市の稲童1号掩体に寄ってみることにした.
データ通信量が気になったが運転開始から試してみた.何しろ準備不足でスマートフォンを支えるホルダーもないので,音声サービスだけになったが,複雑な別府の街路を抜けるのに役立ち,問題なく目的地にたどり着くことができた.
写真は稲童1号掩体で正確な所在地は行橋市であるが,戦時中は築城飛行場の誘導路に建設された掩体だった.大型の陸上爆撃機銀河を格納しただけあって予想よりかなり大きく感じた.屋根の付いた立派な掩体で,1944年6月の八幡空襲の直後の,まだ少し余裕のあった時期に建設されたものだろうと思った.