朝5時に起きて登山の支度をし,北九州の戦争遺跡の見学会に参加するため,新幹線で小倉を目指した.ある団体の企画に便乗するかたちで今日の見学が実現した.もともと先月の31日に企画されていたのだが,悪天候のため今日に延期になった.見学には申し分ない天気となった.
自分で企画する調査だとせいぜい1日1山だが,今日はガイド付きで多くの場所を訪れいくつも山に登った.写真は八幡の背後にある若松区の石峰山系で撮影したもので,歩いている人たちは全員同行者である.歩きながら,75年前に八幡製鉄所を攻撃するために中国四川省の奥地から飛来したB-29のこと,そうした圧倒的な戦力を見せつけられた後も戦争が1年以上続いたことを思い,青い空に平和のありがたさを感じた.