野外での調査では広角レンズを使っているが,どうしても周辺のひずみの少ない標準レンズが必要となった.ネットで調べてみると焦点距離50mmをカバーする格安の,しかも純正のレンズを見つけたので購入することにした.今日,そのレンズが送られてきた.
さっそくそのレンズを付けて試してみるとシャッターが下りない.一瞬,「やっぱり」と落胆したが,今回はユーザーの評価もじっくり読んだ上での購入で衝動買いではなかったことに気付く.メーカーのサイトに行って詳しく調べてみると私のボディでは「ファームウェアをバージョンアップする必要がある」と書いてあった.カメラの中のソフトウェアをバージョンアップしないと機能しないといういうことで,ネットからカメラのSDカードにファームウェアなるものをダウンロードしバージョンアップするとシャッターが下りた.
わかっていたつもりだったが,最近の(いやおそらくずっと前から)カメラは機械というよりコンピューターだ.